咲くサクラ、散るサクラ

まだ肌寒い春僕らは

おんなじ場所にいたんだよね

平然なフリで立ってた僕も

肩を震わせ涙してた君も


あの日が過ぎさるのを恐れ

次の道にも期待してたんだ

どちらも愛しい日々に思えて

おめでとうさえ邪魔くさかった


贈る言葉にも書いてなかった

偉い人の言葉にもなかったよね

確かに過ぎる時間が早いって

あの時君は気づいていたのかい


サクラのように一気に咲いてくれればいいね

美しい花が僕にさようなら言ってくれるから


あの場所で立ってた僕に

今の僕は恥ずかしくないかな

頭をかすめ眠れない夜

あの日泣いてた君を思い出す


誇らしげな涙の分だけ

君は胸を張って歩いているだろう

昨日とおんなじ今日を生きた僕は

真正面からは見ることできないんだ


サクラのように綺麗に落ちてくれればよかったね

散る潔さが僕にありがとう言ってくれるから