二つの夜

俺たちあの頃から少しは年もとったよ

だけど話をはじめれば何も変わらない

あいつがこの歳になって結婚するらしいな

あいつの仕事が変わったって風が運んできたよ


思い出話と近況報告終われば家族の話や仕事の話

あの頃なかった話題だけどそれが今の俺達なのさ

お互い知らない生き様なのさ


大人ぶって酒を飲みながらはしゃいでたあの夜

そして無知で無邪気な若さがうらやましいこの夜

どっちに価値があるなんてここで語るのはよそうよ

過去に選んだ道が今の自分なんだからさ



俺たちあの頃何が楽しかったんだろう

理由(わけ)を考える必要もなく理由があったわけでもなく

俺たちこの頃どうして自分を嘆くんだろう

できるだけ早く走ることができないからなのかい


考えてみればお前と呼べる友人が最近一人もいない事に気づいたのさ

自分が自分でいれた頃がうらやましいなんて

どうして口にしてしまうんだろう


自分が嫌になることなんて頭に浮かばなかったよ

だけど振り返るだけでなく自分で前を歩こうよ

だからこうして集まった時にはいい顔してるよ

誰もが忘れてないのさ向こうに見える青空を


遥かな北の空はあの頃と同じ空さ

空の下ではいろんな人がそれぞれの色を放って生きている


大人ぶって酒を飲みながらはしゃいでたあの夜

そして無知で無邪気な若さがうらやましいこの夜

どっちに価値があるなんてここで語るのはよそうよ

過去に選んだ道が今の自分なんだからさ