モーニングブルー

見慣れた顔の男の後ろを歩く

今日もそこにいるのが習慣のように

視線は足元うつむいた姿勢で

さぞかし見える世界は曇っているだろう


何かにせかされるように

足早に歩をすすめる

我先にと競いながら前に急ぐ

理由もないのに


一日の終わりが待ち遠しいの

そんなに昨日と同じ今日を終えたいの

そして明日には同じ朝がくる

いつもと暗い朝望んだ朝がくる



難しい顔してる男が立ってた

読んでる新聞さぞかし暗いニュースだろう

群衆に押されたどり着いた場所に

揚げ足取りの記事が殴り書かれてる


扉からようやく解き放たれ

人波と淀んだ空気が見える

息苦しく逃げるように前に急ぐ

いつもと同じ場所へ


時間が違えば何かが狂うの

昨日と同じ時間の朝に安心してるの

どうして安堵した朝を迎えてるのに

目を閉じて一日を見ようとしないの